テロはどうして発生するのでしょうか?少し考えてみよう
ビンラディンはソ連がアフガニスタンに侵攻した時には、ムジャヒデンとしてソ連と戦いました。そのときにアメリカも裏からソ連の動き止めさせようと活動しました。そのとき前国防長官ラムズヘルドも裏でこのビンラディンと共に戦ったと言うのです。こんなことが功を奏したのか、ソ連はアフガニスタンから撤退し体制自体が崩壊しました
このアフガニスタンの闘いはパキスタンが基地でした。このアフガニスタンの闘いに参加したのは、主にパキスタンの神学校で教育を受けた人たちです。この神学校の教科書はアメリカの寄付で作られたのです。その事実をNHKのスペシャルが、この教科書に「USA」と印刷されていてアメリカが提供したと言う事実を報道しています。この神学校が今度は反米のとりでになっているのは皮肉な取り合わせです。
イラクのフセインも同じくアメリカと裏でイランイラク戦争を協力して戦っています。それはイランのホメイニ師がパーレビー国王を追放し、イスラム革命を起こしたからです。このときに利害が一致したのでしょう。フセインがイランと戦い、アメリカが裏で資金やイラン包囲網で応援しました。それで10年と言う長い戦いが続きました。このときフセインは毒ガスを使って戦争をしています。けれどアメリカも裏から戦争を主導したのに、毒ガス問題を止めさせないどころかこの事実さえ無視しています。毒ガスでフセインの悪事を暴いていますが、このイランイラク戦争の毒ガス問題は問題にならず、フセインがクルド人へ毒ガスを使った問題だけがクロースアップされているのです。これも変ですよね。
欧州各国は過去植民地を経営しています。それには歴史的な負の遺産を抱え込んでいると思います。今もってこの植民地経営に対する清算は終わっていないばかりか、今もその利権は継続されています。これに対する反感はないでしょうか。目覚めた層の反感が増幅していると思います。これらの植民地からつれてこられた人の中からテロに参加しているものが発生しています。イギリスでおきたテロで、これらのは帰化した旧植民地からの出身者や旧植民地で生活している人がいたことに、イギリス人やEUの人には驚きをもって見られています。
アフガニスタンでは又タリバンが勢力を盛り返しているようです。どうしてでしょうか。私はこの戦争のやり方に問題を内包していると思います。アフガニスタンの人の信頼を勝ち取ると言う戦争どころか、テロの人間がいたらしいと言うあいまいな情報でも爆撃し、攻撃をしています。こんな戦争をしているのです。何の関係ない人間が日々巻き込まれ、新しい憎悪の連鎖が起きているといわざるを得ません。
力で押さえ込もうと言う戦争です。テロの人間を排除しなければならないなら、なおさら丁寧にこの地で暮らす人々の協力が必要です。ところが今のアフガニスタンでのテロとの闘いは、そばにいるだけで無関係の人がこの戦争に巻き込まれています。こんなことは決しておきてはならないことです。しかし現実はこんなことだらけです。これは肉食の欧米人と菜食の東洋人の感覚の相違でしょうか、考えさせられる事態です。
アメリカは自分のご都合で世界を動かしていこうと言う考え、私が少し知りえた事実でもこれはまずいと皆さんも思うはずです。こんなご都合主義では反感を買うと思います。付き合えば立場を超えて信頼を勝ち取れると言うのが付き合いの王道です。こんなことが世界で起きているのです。こんな状況に対するのに、アメリカに楯突くと損をするという、利害得失で事を運んでいいのでしょうか。私はこのことを過激ではなく静かに訴えます。

