この会合をお世話して下さった方々、特に若い学生の話
昨日東京大学の農学部で開催された、岩澤信夫氏の不耕起農法の講演会と懇親会に出席し、本日はこの感想を記事として書くことにします。岩澤信夫さんは私と同じ76歳、ガンと闘いながらのこの講演、自分が提唱してきた稲作作りの最後の挑戦をしておられる気がしています。なおこの会の概略は「草と闘う」ブログに書いていますので併せてご覧になってください。
この会の主催は町田市の「大蔵田んぼの会」でした。けれどこの講演会開催の裏方は大学生でした。東京農業大学、日本大学、早稲田大学、筑波大学の学生たちです。この方達が実際の開催の準備をされておられたようです。当日の案内、受付なども実際のお手伝いはこの若い学生さんたちでした。こんな若い力が、これからの日本の農業を支えてくださるということは頼もしいことです。
詳しい経過は知りませんですが、この「大蔵田んぼの会」にお手伝いに参加していた東京農業大学の学生さんが、この話の火元ではないかと推察しました。実はこの学生さんの言うところによりますと、この講演会を東京農業大学で開こうと学校側と交渉したところ、総長から断られたという話です。いろいろな経過をへて東京大学に決まったということです。
私たちから見ればこんな環境にいい話を、東京農業大学がなぜお断りになるのか首を傾げたくなります。私の山形の知り合いの大きな農家の方も、新しい農業の話は、周りに疑心暗鬼を呼ぶので出来ないといっていました。機械を使わず、肥料、農薬を使わない農業がはびこれば、これを生業としている関係者を心配させます。こんなな事情が存在するのでしょうか、いろいろな壁が存在することを感じます。
主催場所の東京大学の学生さんの参加はなく、この場所のお世話は東大教授の山路永司先生のご尽力でこの会場となったのではないか、そんな気がしています。この会を成功させるため多くの方の努力とご協力があったのではないか、そんな気がしています。私はこの会合の単なる視聴者の一人として参加しましたが、大変有意義な会合であったと感激しております。
交流会は農学部の食堂で開催され、予定人員をはるかに越える参加者で、料理が足らないというというハップニングがありましたが、食べたり飲んだりすることが目的ではありませんから、誰一人これに不満を言う人もなく最後まで話が盛り上がっていました。
「大蔵田んぼの会」の地元、町田市からの参加者、この人は安心かつ美味しい農産物を手に入れたいというと思いで参加していました。また農業大学の女子学生さんは、東京育ちながら農業に関心あって学校に入ったと申されていました。また薬剤師をしているという方はから「薬はあまり飲まない方がいい」と言う医薬品関係者としては珍しい発言も伺い、有意義な交流会でした。
その外にも八王子からカメラ会社にお勤めしている方と交流をしました。東大教授の山路先生とはメル友になることを話し合いました。私が交流できたのはこんな方々です。いずれも農業をされていない方々です。こんな方々が日本の農業に関心をもたれているのです。私もこれからもみんなと共にこの不耕起農業に感心を持っていきたいものと思っています。
2008/12/01 岩澤信夫氏の不耕起講演会のレポート

